当病院は厚生労働大臣が定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です。

1.入院基本料について

(1)1、2、3病棟:精神病棟入院基本料
当病棟では、1日12人以上の看護職員(看護師及び准看護師)が勤務しています。
なお、時間帯毎の配置は次のとおりです。

  • 朝8時30分~夕方17時まで、看護職員1人当たりの受け持ち数は8人以内です。
  • 夕方17時~深夜0時30分まで、看護職員1人当たりの受け持ち数は30人以内です。
  • 深夜0時30分~8時30分まで、看護職員1人当たりの受け持ち数は30人以内です。

(2)6病棟:認知症治療病棟入院料1
当病棟では、1日6人以上の看護職員(看護師及び准看護師)が勤務しています。
なお、時間帯毎の配置は次のとおりです。

  • 朝8時30分~夕方17時まで、看護職員1人当たりの受け持ち数は10人以内です。
  • 夕方17時~深夜0時30分まで、看護職員及び看護補助者1人当たりの受け持ち数は20人以内です。
  • 深夜0時30分~8時30分まで、看護職員及び看護補助者1人当たりの受け持ち数は20人以内です。

2.入院診療計画、院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策、及び栄養管理体制について

当院では、入院の際に医師をはじめとする関係職員が共同して、患者さんに関する診療計画を策定し、7日以内に文書によりお渡ししております。また、厚生労働大臣が定める院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理体制を満たしております。

3.明細書の発行について

当院では、医療の透明化や患者さんへの情報提供を積極的に推進していく観点から、平成28年4月1日より、領収書の発行の際に個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行することといたしました。
また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担のない方についても、平成30年4月1日より、明細書を無料で発行することといたしました。
なお、明細書には患者さんの使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載される大切な情報ですので、その点をご理解いただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行も含めて、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨お申し出ください。

4.施設基準に係る届出について

当院は、九州厚生局に下記の提出を行っております。
(1)入院時食事療養(Ⅰ) 
当院は管理栄養士又は栄養士によって、適時に(夕食については午後6時以降)、適温で提供します。
1食当たりの負担額は下記の通りとなります。

区分負担額
一般の方490円
難病患者、小児慢性特定疾病患者の方(住民税非課税世帯を除く)280円
住民税非課税世帯の方230円
住民税非課税世帯の方で過去1年間の入院日数が90日を超えている場合180円
住民税非課税世帯に属しかつ所得が一定基準に満たない70才以上の高齢受給者110円

(2)基本診療料の施設基準に係る届出

  • 精神病棟入院基本料
  • 救急医療管理加算
  • 看護配置加算
  • 精神科救急搬送患者地域連携受入加算
  • 看護補助加算
  • 看護補助体制充実加算1
  • 療養環境加算
  • 精神科身体合併症管理加算
  • 認知症治療病棟入院料

(3)特掲診療料の施設基準に係る届出

  • こころの連携指導料(Ⅱ)
  • 薬剤管理指導料
  • 精神科退院時共同指導料1.2
  • 精神科作業療法
  • 精神科ショート・ケア
  • 精神科デイ・ケア
  • 精神科デイ・ナイトケア
  • 医療保護入院等診療料
  • ハイリスク妊産婦連携指導料2
  • CT撮影及びMRI撮影
  • 認知療法・認知行動療法1
  • 後発医薬品使用体制加算3
  • 医療DX推進体制整備加算
  • 外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ)
  • 入院ベースアップ評価料17

5.後発医薬品(ジェネリック医薬品)について

現在、一部の医薬品について十分な供給が難しい状況が続いています。
当院では、後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みを実施しており、供給不足等が発生した場合には、治療計画の見直し等、適切な対応ができる体制を整備しております。
なお、状況によっては、患者さんへ投与する薬剤が変更となる可能性がございます。
変更にあたって、ご不明点などございましたら薬剤師までご相談ください。

6.医療DX推進体制加算について

当院では、医療DXを推進し、質の高い診療を実施するための体制整備を行っております。
(1)オンライン資格確認等システムにより取得した診療情報等を活用して、診療を実施しております。
(2)マイナ保険証の利用を促進し、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでおります。
(3)電子処方箋や、電子カルテ情報共有サービスの導入を検討しております。

7.保険外負担に関する事項について

文書料、代行手数料等

項目料金
精神障害者保健福祉手帳診断書2,200円
自立支援医療診断書2,200円
精神障害者保健福祉手帳及び自立支援医療同時申請用診断書3,300円
障害年金診断書6,600円
特別児童扶養手当認定診断書5,500円
受診状況等証明書3,300円
病歴・就労状況等申立書(代理作成)2,200円
労災診断書(複雑)6,600円
後遺障害証明書6,600円
診断書(公務員用)(新規休職・休職更新・復職・病気休暇からの出金)5,500円
公安員会提出用診断書5,500円
欠勤用 休業診断書2,200円
ハローワーク提出用主治医意見書2,200円
生命保険入院証明書5,500円
生命保険会社面談料5,500円
医証(簡単)1,100円
医証(複雑)2,200円
オムツ使用証明書1,100円
死亡診断書3,850円
死亡診断書 2通目1,650円
死亡診断書 コピー330円
死体検案書6,600円
成年後見用診断書5,500円
成年後見制度本人情報シート2,200円
X線フィルムコピー(CD-R1枚につき)1,100円
入院証明書550円
領収書再発行(外来、入院)550円
各証書(保険証・減額認定書・高額療養等)申請代行料550円
外出等付添い料(大牟田市内)660円
外出等付添い料(大牟田市外)1,320円
上記以外文書料(簡単)1,100円
上記以外文書料(複雑)2,200円

当院では、個室使用料、証明書・診断書などにつきまして、その利用日数に応じた実費のご負担をお願いしております。
○特別の療養環境の提供について
6病棟において、1人室または2人室を希望され、入室される場合には下記の差額ベッド代をいただきます。
1人室 1日につき 1,000円
2人室 1日につき  500円

○保険外負担金について
当院では以下の項目について、使用量、利用回数に応じた実費の負担をお願いしております。
預り金管理料 月3,000円(月途中入退院の場合は日割り計算)
テレビ持ち込み設置料 月500円
洗濯代 月5,000円又は1回500円
洗濯乾燥機代 60分100円
クリーニング代 ズボン類、ブラウス類:350円